2015.10.02
漏水事故撲滅運動について
今日、電化製品の性能が大幅に向上され、機能的、利便性の向上はより顕著になりましたが、その結果漏水事故が少なくなっているとは限りません。
弊社の「漏水事故」は、事故発生件数の約90%近くが「洗濯機が原因、転居後1か月以内」という事実なのです。
つまり、引越し後1か月以内ということは、明らかに引越し時の洗濯機の設置が不十分で起こっているご契約者様の過失ではない事故の可能性が高いということです。
漏水事故は、自室の被害だけでなく、階下漏水にも発展することがあり、被害拡大が懸念されます。
また、新居に新しい洗濯機をご購入される方もおられますが、当然ご使用されている洗濯機をそのまま移動させることもありますので、その際には排水管(プラスチック製のホース)の品質劣化も引越し時に業者の方に確認(チェック)していただければ、万一経年劣化でホースにひび割れが生じていることも発見され、事故防止に繋がります。
家電量販店のスタッフの方に問い合わせると、新品からおよそ3~5年でホースの劣化が考えられるということでした。
この結果に基づいて、弊社も各代理店様(不動産会社様)と連携をとらせていただきながら、ご契約者様にもご協力をいただき、安全点検の実施や注意喚起を促進させていただくことになりました。
まずは、不動産会社様、店舗様で賃貸のご契約時に保険契約も同時になさると思いますので、その際に弊社が作成した「漏水事故を防止しましょう!」のチラシを手渡していただき、引越し完了時に洗濯機の設置場所、特に排水管の取付けに問題ないか、ホースの劣化の有無をご自身で確認していただければ、引越し後もご安心いただけるのではないかと。
水漏れは明らかに音のしない事故であるため、発見が遅くなります。
また、予想以上の被害で自己被害だけでなく、周囲の方々にもご迷惑をお掛けすることになりかねない事故であります。
ご契約者様の生活に安心をご提供する立場として、1件でも未然に防止できるよう今後も取り組んで参りますので、各代理店様、ならびにご契約者様のご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。